ミャンマーのフリマアプリ「Chance」の使い方とその感想
皆さんこんにちは。ミャンマーにいるウチナーンチュ村上雄太郎です。
今回はミャンマーで展開しているフリーマーケットアプリ「Chance」を使ってみました!(購入編です)
最近少しずつ日系企業のウェブサービスがミャンマーでも増えてきているので嬉しいです。
サービス開始したのはたぶん2017年の7月、8月あたりらしいですね(間違っていたらすいません笑)
そんな「Chance」の使い方と使ってみた感想を書いていきたいと思います!
1.購入方法
基本的に購入の方法は日本でおなじみの「メルカリ」とほとんど同じです。
①まずは商品を選びます。
僕はこのミャンマービールキーホルダーを選びました。
1000ks(約100円)
ちょっとかわいい笑
いいねやコメントも可能です。
下記画像がその他の情報ですが、
・カテゴリー
・コンディション
・どこから送るか
・配送方法
・配送にかかる日にち
が書かれています。
ここで面白かったのは、配送方法には配送業者を使う方法と、手渡しがあるところですね。
なんだかミャンマーらしいなとほっこりしました。
今回は配送業者を使ってくれるらしいので、オフィスに届けてもらおうと思ったんですが
ここで1つ気になったのは、
送料の負担はどっちだ?ってとこです。
メルカリだとこのようにどちらが負担するのかはかいているのですが、
Chanceにその表示がなかったのでコメントでたずねたところ、
今回は相手側が負担してくれました。
個人的にはそのやりとりを毎回したくはないので、その機能がつくと嬉しいですね!
ちなみにヤンゴン市内の配送料は1500ks〜2500ks(150円〜250円)と聞いたんですが、それって赤字じゃね?笑
大丈夫かな、、、と思いつつ購入笑
②料金確認、口座番号、住所の確認
商品ページの「Buy」ボタンを押して次にすすむと、
・支払い料金の確認
・自分の口座番号
・配送先住所
を入力する画面がでてきます。
実はChanceでの支払い方法は現時点では銀行振込のみです。
Chance側が購入者の振込み確認し、その後商品の発送が行われます。
僕は今回はじめてモバイルバンキングで送金してみたのですが、普通にちょー便利でした!
ちなみに銀行の窓口からの振込みも可能です。
間違えずに送金できていれば、数時間程でChance側から確認が得られます。
③商品到着
2、3日後ちゃんと指定した住所に商品が届きました!
しかしまてよ、、
あれ、、、?
住所がどこにも書かれていない!笑
もしかしたらわざわざ自分で届けにきてくれたのでしょうか、、
まあ商品代1000ks(100円)で配送代1500ks〜(150円〜)だとそうなるかもしれません。。。
せめてありがとうございますと言いたかったです笑
(オフィスに届けてもらい、商品が届いたときにオフィスにいなかったので)
かわいい笑
商品の確認ができたら、
「相手の評価」をして完了ですね。
日本でメルカリを使ったことがあれば難なく使うことができるかと思います。
違う点をまとめると、
・配送方法に手渡しがある
・送料負担の表示がない
・支払い方法が銀行振込みのみ
といったところでしょうか。
ちなみに、販売側は今のところ10%の手数料を取られるようです。
2.使ってみての意見、感想
①言語が全部英語なのでローカルのミャンマー人には使いづらそう
ターゲットがどの層かわからないので一概に言えませんが、
全て英語なのでフリマアプリを使用したことある僕でも少し苦労しました。
特に支払い方法は少し複雑だなと思ったので、
購入から支払い方法、最後の評価まで3STEPくらいの簡単な説明・デモのようなものがあるといいなと感じました。
②発展途上国での遊休資産の活用とは
フリマアプリはもともと先進国など
「モノで溢れかえり、使わないモノ(遊休資産)がたくさんある」というような課題を解決するサービスだと考えていました。
しかしこれを新しいモノが次々にできている国でやってみると、
確かにどんな使われ方をするんだろうと、めちゃくちゃ興味がわいています。笑
例えば、僕の感覚ですが古着なんかが商品であったとしても、何か特別でない限りみんな買わないんじゃないかなーと考えます。
(普通の洋服屋さんでも安いし、どこにでもブランドのコピー品は売られているので)
中古の機械や車を取引、、なんてのも想像しにくい、、、
フリマアプリというよりはアプリ上でモノの売買ができるECに近い感じになりそうな気がします。
ちなみに2017年10月現在では、
化粧・美容商品、ファッションアイテムの出品がすごく多いですね。
そしてほとんどが新品!
個人的には、遊休資産を多く持つ富裕層が出品(提案?)して、中間層がそれを購入するという
インフルエンサーとファンというような形のコミュニティができたりするとちょーおもしろいと思います。
(妄想です笑)
とにかく日本のフリマアプリのような使われ方とは違ってくるんじゃないかなーと僕は感じます。
(他の国のフリマアプリはどんな感じで取引されているんだろう、)
3.おもしろ商品
商品というのかはわかりませんが、笑
おにぎりが売られていました。笑
大阪でつくられたようです。(ホントかよ笑)
しかも1つ食べちゃったみたいですね。笑
その後売れていましたこのおにぎり。
めっちゃ笑いました笑
とまあ今後どうなっていくかとても楽しみなサービスです!
ぜひChanceの人から1度ちゃんといろいろ聞いてみたいな〜
新卒で海外就職するのにかかった金額おしえます
みなさんこんにちは。ミャンマーにいるウチナーンチュ村上雄太郎です。
せっかくミャンマーにいるのでぜひ皆さんに僕視点のミャンマー情報をシェアできたらなと思いブログを始めました!(まあミャンマー以外も気分でかくとおもいます、笑)
今回はタイトルの通り、いきなりミャンマー情報ではないのですが、笑
僕が「新卒で海外就職する際にかかったトータルの金額」を赤裸々告白したいと思います。
最近では新卒で就職を考える際に、ベンチャー企業やスタートアップの企業だけでなく、
「時代はグローバルだ!」「安定した日本ではなく勢いのある国で働きたい!」と考える同世代もチラホラいたりします。
しかし日本の大学を出て新卒で海外就職というのはほとんど聞かないし、そんなヤツいるの?となかなかイメージがわかない人が多いのではないでしょうか。(僕はそうでした)
そんな中、僕がどれくらいのお金を費やして海外就職したのかをシェアして、
少しでもみなさんの参考基準になれればと思います。
(先に定義として、僕の海外就職というのはアジアに偏ります)
1.実際いくら使ったのか
海外就職するまでには、
ズバリ合計約84万円使っています。(海外約69万円、国内約15万円)
圧倒的に海外で使った金額が高いですね、、、、
僕の就活のポイントは
・香港でのインターン(貿易関連、約6ヶ月)
・東京での就活(説明会、インターン数回)
・ミャンマーでのリサーチ&インターン(リサーチ1ヶ月、インターンIT関連2ヶ月)
の3つに分けられます。
時系列でみながら、詳細を説明しますね。
①.香港のインターン:約40万(有給で保険や航空券、住む場所も提供して頂いた。)
香港で使ったお金は主に生活費と娯楽です。
香港は物価が高いため、約6ヶ月で40万はなかなか抑えた方だと感じています。
(すごく良くしてもらいました)
②.ミャンマーへのリサーチ渡航:約10万円(個人的に訪問)
ミャンマーで使ったお金は航空券、ビザ、保険、宿代、生活費です。
香港インターン後、「これから伸びる国に行ってみたい!」と強く感じ、たまたまミャンマーを選びました。
約1ヶ月滞在の中で、進出している日系企業7社訪問しミャンマーという国について調べ、ミャンマーの虜になった1ヶ月でした。
③.東京での就活:約15万円
東京で使ったお金は、航空券、宿代、生活費です。
沖縄と海外しか知らないので、いったん東京をはさむことにしました。
8月〜12月の5ヶ月間、毎月3日間〜5日間ほど東京に滞在し、毎月3万円くらい使う感覚。
④.ミャンマーでのインターン:約19万(無給、航空券、ビザ、保険は自己負担)
やっぱりミャンマーが忘れられなく、再訪。
「日本人は募集していない」という中、無理やりお願いしたので自己負担の金額が増えました。
約2ヶ月の間ご飯代や宿代を出してもらっていたこと、また物価が安いこともあり、お金を抑えられたと思います。
そしてこのインターン後にそのままこの会社で働きたい意思をお伝えした、という流れです。
※現在滞在中(2017年9月〜)のお金は含まれていません。
2.奨学金などのサポートは使わなかったのか
奨学金などのサポートは、使わなかったというよりも使えなかったです。笑
実は僕の場合、海外インターンの決定が急であったため、(というか急にお願いした)
香港の場合、インターン決定は香港にいく3日前、笑
ミャンマーの場合は1ヶ月前だったので
申請する時間がほとんどなかったというカンジです。
しかしそのような支援はとてもオススメなのでぜひ活用すべきかと思います。(お金に余裕があると現地で経験できることがちょー増えます)
ちなみに親からの支援もほぼ受けていません(実家暮らしなので日々助けてもらっているところはあります)
あくまでも自分で稼ぎ、自分のお金で行くことが僕の一つのポリシーでした。
3.僕が感じたこと
僕が約2年、就職のために動いて特に感じたことは「リサーチにお金がかかる」ことだと思います。
「そもそもどんな企業があるのか」、「営業と一言で言われてもどんなイメージかわからない」といった新卒ならではの悩みを、ほとんどの皆さんが持っているのではないでしょうか。
個人的にそれらの悩みは「行ってみないと・やってみないと解決しない」と考えているので、
新卒だとそこのリサーチにものすごくお金がかかるんです。
(僕も香港とミャンマーで営業をして、やっとなんとなく営業ってこういうことか、とわかってきました)
特に、海外就職だと新卒向けに情報や求人を出しているサービスがすごく少ないので、よりお金と手間がかかるんですね。
「そもそも新卒ってスキルないし海外で求められてないんじゃね?」
と思う方もいると思いますが、
僕が周りに話を聞いている限りでは、「新卒でも人手が欲しい」という企業は普通にあります。
(というか僕自身、新卒どころか日本人は特にいらないと言われていました笑)
なので特に大学生・高校生で、もし海外就職に興味があるのであれば
「一刻も早くその国に行って、実際にやってみること」がちょーオススメです。
「この国(仕事)違う」と思ったらまた別の国(仕事)に行けばいいんです。笑
大学4年生になって一気にこれをやろうとするとなかなか苦しいと思います。
(就活しながらバイト、卒論も書き、これまでにおとした授業もとる)
まあ僕も偉そうなことは言えませんので、もっともっと頑張っていきたいと思います。笑
そしてみんなミャンマーに遊びに来てね笑